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1.ご購入に関して

寺垣スピーカーを試聴したいのですが、どこでできますか?
まだ全国どこでも試聴できる環境が整っておりませんが、お問い合わせいただければ至近の試聴室をご案内させていただきます。
遠方の場合は別途ご試聴いただける方法といたしまして通常は次のような方法をとらせていただいております。
SP300を実際にお送りしてご試聴頂く方法です。保証料として事前に当社口座に10万円をお振込いただければ新品のSP300を送付させていただきます。
お気に入りになりご購入いただける場合には差額を後ほどお支払いいただければ結構でございます。ご返却いただく場合は1週間後にご返送ください。その場合はご使用料及び送料として3,000円を差し引かせていただき97,000円を御返金させていただきます。お客様のご事情に合わせて保証金、期間などは柔軟にご対応させていただきたいと存じますのでお気軽にご相談ください。
できるだけ安く買いたいのですが、製作会社で直接購入すると安くなりますか?
製作会社との取り決めで当社よりは安く販売はできないことになっています。寺垣スピーカーの新品は当社キャンペーン価格を除きどこで購入されても同じ価格です。万が一製作会社での価格が当社より安く提示された場合は、その旨ご連絡いただければ、更にお安くいたします。
できるだけ早く入手したいのですが、製作会社で直接購入すると早く手に入りますか?

当社は普及版のSP300などは在庫を保有しておりますので、殆どの場合すぐに納品できます。受注生産になる場合でも、製作会社との取り決めで製作会社にお申し込みされても当社より安くなったり、納品が早くなることはありません。寺垣スピーカーの新品の納品はどこへ注文されても納入時期が当社より早まることはありません。万が一製作会社での納品が当社より早い場合は、その旨ご連絡いただければ、更にお安くいたします。

クレジットカードでお支払いできますか?
原則としてクレジットカードはお受けしておりません。当社口座(三井住友銀行丸の内支店、または三菱東京UFJ銀行 本店)へのお振込、または代金引換(着払い)でお願いたします。
代金はいつまでにお支払いすればいいですか? 
在庫があり1週間以内に発送可能な場合や特別価格での販売の場合には一括前金払いでお願いいたします。 ご入金ご確認後に発送させていただきます。 なお、受注生産の場合はご注文時に半額、発送時に残金のお支払いをお願いいたします。

2.設置方法関連

寺垣スピーカーの設置方法を教えてください。
必ずしもスピーカースタンドに置く必要はありません。床置きでも構いませんし、インシュレーターやレンガの上に置くだけでも結構です。
寺垣スピーカーは無指向性ですので、どこに居ても同じように音が広がります。設置場所は特に限定されませんので、お好きな場所に設置してください。定位は安定していて、どこに居ても、どこに置いても定位はかわらないのも寺垣スピーカーの特長ですから、人も聴く場所を固定して聴く必要はありません。動きながらでも聴くことができます。いろんな置き場所を試して、お好きな所に設置してください。
スピーカーは左右が指定されていますが、どういう理由があるのでしょうか?
低音が左右で相殺されキャンセルされないように左右のスピーカーの位置を決めております。入れ替えてもそんなに違わないようでしたら、お好みで位置を変更されても構いません。
SP200を天井に設置する場合に、天地逆さまに設置しても構造上問題ないでしょうか?
天井に逆さに置くのは問題ありませんがお勧めは致しません。ただし、垂直に逆さに配置する場合は、側窓が上に空いているもの(左に置くもの)を右に、側窓が下に空いているもの(右におくもの)を左に置いてください。つまり、180度回転させクロスさせて配置し取り付けてください。充分強度のある安定した場所を選んでしっかり固定し、くれぐれも落下にはご注意ください。また、時々強度、固定状態の確認を行い、地震などの揺れによる落下など事故に繋がらないよう安全な場所を選ぶなど充分にご注意ください。万一の事故等の責任は負いかねますので、逆さづりは出来る限り避けてください。

3.アンプとの接続、相性

寺垣スピーカーの効果はアンプやスピーカーコードの性能によって左右されますか?
寺垣スピーカーはアンプの性能に大きな影響を受けないので安価なアンプやスピーカーコードでも充分効果を発揮します。生演奏のような再生と全方向への広がりを実感していただけるものと思います。アンプは原音を大幅に増幅したり、強調したりしない優しい、素直な音を伝えるアンプが適していると思われます。
スピーカー(SP-300)の端子が、赤端子、黒端子となっておりますがどちらが +(プラス) でどちらが −(マイナス) でしょうか?
一般のスピーカーと同様、赤端子が+(プラス)、黒端子が−(マイナス) となっております。
寺垣スピーカーの入力端子は普通のバナナプラグを使うタイプですか?
寺垣スピーカーの入力端子はバナナプラグ、バラ線どちらでも使用可能ですので、通常のスピーカーと同じようにアンプとスピーカーをスピーカーケーブルで接続してください。
スピーカー(SP-300)のインピーダンスはいくつでしょうか?
 私のアンプのスピーカー端子は、2Ω、4Ω、8Ω(独立端子)と3種類あります。使用するスピーカー(SP-300)のインピーダンスにあわせて何れかの端子にケーブルを接続する仕様になっているため必要な情報です。
A: 通常のアンプは8Ωなっていますが、端子を選択できる場合は以下のようにしてください。
スピーカー(SP-300)のインピーダンスは8Ωを並列接続(2010年7月以降出荷の製品)しておりますので4Ωとなっております。 8Ω端子、4Ω端子のどちらに繋いでいただいても結構ですが、出荷時の調整は8Ωで行っております。 したがって、8Ω端子に繋ぎますと、アンプ出力を少し上げただけで大きな音がでるようになっております。 (逆に4Ω端子に接続しますと、1対1の関係になり、デリケートな調整が可能と言えます。) たとえば、迫力のある音楽を聴く場合は8Ω端子、静かな(に)音楽を聴く場合は4Ω端子というように 目的や音源によって8Ω端子、4Ω端子を使い分けることも可能です。 通常は8Ω端子でお聴きいただき、お好みに応じて4Ω端子に換えてみるというように聴き比べていただいても良いかと思います。 なお、寺垣スピーカー ウーファー WF300をご利用の場合は、(バランスが最適であると考えられるため)SP300のインピーダンスを16Ωに変更して出荷しています。既に、SP300(4Ω)をお持ちのお客様は16Ωに配線変更する必要があります。(ご希望されない場合は4ΩのままでもWF300と一緒にお使いいただけます
SP300はインピーダンスが約4Ωと言うことですが、一般のアンプは4〜8Ωだと思いますが、問題ないでしょうか?
アンプは4−8Ωで全く問題ありません。コントロールしやすく、落ち着いた柔らかい音色が出ると思います。SP300は約8Ωのユニットが並列で2個付いていますので4Ωです。なお、真空管アンプは柔らかい良い音色が出ると思います。

4.寺垣スピーカーの特長

寺垣スピーカーの音を初めて聴いたのですが、汚ない音や歪んだ音がなく、心地よい透き通った音色に本当に驚きました! 
1枚の板からなぜこれほど綺麗で透明感のある音が出るのですか?
寺垣スピーカーは自然現象・物理現象を応用した発音方式を採用しています。また、寺垣スピーカーはエンクロジャー(キャビネットとも呼ばれる箱)がなく、360度開放されていますので 内部での音の衝突が殆どないため音は濁ったり、歪んだりすることがなく、澄んだ綺麗な音がでるのも特長です。
ヴァイオリンの製作のように一つづつ丁寧に手造りされています。特に寺垣スピーカーの心臓部と言われるパネルは、目に見える前部はシンプルですが、裏には多くのリブと呼ばれる板が張り巡らされ匠の技術が結集した芸術品と言えます。
小さな鈴虫が遠くまで届く鳴き声を発したり、全く電力を使わないヴァイオリンが綺麗な音色を演奏会場一杯に響かせるのと同じ原理で音を出していますから、生演奏を聴いていると錯覚するほど綺麗な音色が響き渡ります。ヴァイオリンなどの弦楽器と同じ板から出ている音ですから耳に優しく、聴き疲れしない、自然な音が出るのは当然と言えるでしょう。 寺垣スピーカーで聴く音楽の快感は身体にも良い影響を与えるヒーリング効果があると言われています。 寺垣スピーカーの音をお聴きになった殆ど全ての方がその音色に魅せられ、驚嘆されています。
また、寺垣スピーカーは音を鳴らせば鳴らすほど良い音色になってくるという特長があります。詳細はエージング効果のQ&Aをご覧ください。
寺垣スピーカーは年月を経るごとに音が良くなると聞いていますが、本当ですか?
寺垣スピーカーは音を鳴らせば鳴らすほど良い音色になってくるという特長があります。
お届けする商品はまだ完成したばかりで充分に鳴らしておりません。 エージングによってどんどん音色が良くなってきますのでご期待いただきたいと存じます。
弦楽器のヴァイオリンやチェロと同じ原理で音が出ますので、湿度の影響を多少受けます。雨の日はどちらかというともの寂しいしっとりとした趣の音になり、乾燥しているときは乾いた明るい音になります。これが自然の音であり、この方が雰囲気に合っていると言えます。しかし、部屋の湿度は調整できるかと思いますので、お好みで変化させることもできますが、通常は特に必要ありません。周りの空気に合わせてお聴きになる方が、趣があって良いかと思いますが、いかがでしょうか?
ヴァイオリンは300年以上も前に製作され現代非常に良い音色を奏でていますが、この寺垣スピーカーも同じように時間の経過とともに熟成され大変良い音色になっていきます。その意味では価値が上がると考えても良いかと思います。
ヴァオリンなどと楽器と同様手造りですので、微妙に個体差があり全く同じ製品は二つとありません。 所有者によって、環境によって、また鳴らす音楽等によって変化の仕方も変わりますので、良い音楽を響かせればきっと良い音が醸成されてくるでしょう。将来『何年物の寺垣スピーカー』と評価される時代がやってくるかもしれません。
寺垣スピーカーは通常使用でどれくらいの期間使用可能でしょうか?
寿命がある場合は、修理して継続使用可能でしょうか?
お問い合わせの件ですが、製作者の早瀬氏に確認しました。(12APR10)
「このスピーカーの心臓部と言えるのはパネルですので、損傷のないようご注意ください。ユニットが万一損壊して使用不可となってもユニットを交換すればずっと長く使用可能です。ユニットがどれだけ持つかは壊れるまで使用した経験がないので正直なところわかりませんが、通常のユニットと寿命はほぼ同じと考えていただいて差支えないと思います。ユニットの修理交換はTERAGAKI-LABOで可能です。ただし、最初から製作とほぼ同様の手間暇がかかりますのでかなり経費がかかります。」
寺垣武氏のプロフィールを簡単に教えてください。
学生時代より機械工作にのめりこみ、戦時中は兵器開発に携わる。中学2年(16歳)のとき、爆撃機から投下される爆弾の命中精度を上げる装置を開発し、軍から表彰され少年エジソンとして新聞報道される。戦後はキヤノン株式会社、日本電気株式会社(NEC)などの技術顧問を勤める。産業機械を中心に様々な機器の開発に携わってきたフリーの機械技術者である。
寿司のネタを自動で握る「すしロボット」から、総重量40トン以上の原子力発電所の扉の設計など、産業にかかわる機器の開発を様々な企業にて行う。
1980年代より本格的にオーディオテクニカにてオーディオ機器、アナログプレーヤー、スピーカーの開発を行う。従来のスピーカーで一般的に利用されるコーン紙を使わず、独自のパネルから音を発する「寺垣スピーカー」(物質波または波動スピーカー)の開発を行う。個人で30年にも及ぶ、スピーカーの研究・試作を続け従来の発音方式とは異なる物理現象を応用した寺垣スピーカーを完成させる。NHK、雑誌など数多くのメディアに出演。執筆書籍も多数。
寺垣スピーカーの発音方式は物理現象、自然現象を応用していると聞いていますが、どのような考え方なのでしょうか?
寺垣スピーカーの発音原理が完全に解明できているわけではありませんが、以下のように考えられています。
寺垣武は「音は波動である」と提唱し、通常認識されている「空気の濃淡の音波(縦波)(空気の粗密波)」以外の音波に着目したスピーカーの開発を行いました。音は空気の分子振動を介して伝わる」という仮説をたて、その音の伝わる方法を「波動」「物質波」と名づけました。1980年より「波動(物質波)」を効率的に発生させる寺垣スピーカーの開発を続けました。
寺垣スピーカーは従来のコーン紙を使ったスピーカーとはまったく違う音場の表現をするため、オーディオの楽しみを大きく広げるスピーカーとして評価されています。
経験則的であった「波動」を慶應義塾大学の武藤教授によって科学的に捉える研究が進められています。「寺垣スピーカーが通常のスピーカーとは違い、不思議な音を出している」と体感した武藤教授が研究の結果、寺垣スピーカーより出ている音波は、既存の音波(縦波)だけではなく、「横波の音波」が出ていることを観測しました。
寺垣スピーカーは難聴の方にも聴こえ易いとのことですが、本当でしょうか?
多くの方から寺垣スピーカーは難聴の方でも聴こえるとの報告を受けております。
ある研究者が難聴者対象のセミナーで寺垣スピーカーを聴いてもらったところ、参加者からは程度の差はありますが「聴こえる」とお応えになったそうです。
介護施設、病院などで健常者と難聴者が一緒にTVなどを観る場合などに、健常者からは「(音声が大き過ぎて)うるさい!」、難聴者からは「(音声が小さ過ぎて)聴こえない!」というヴォリュームの争いがなくなるという話も良く耳にします。寺垣スピーカーからは通常のスピーカーのように空気振動で発生する音声よりも、物質波とも言われる
物質を介して伝わる音の割合が大きいため、音声が骨伝導などによって身体全体に染み渡るように伝わるためだと言われています。これが寺垣スピーカーを聴いたときの気持ち良さや快感に繋がるものと思われます。

5.性能、耐久性

寺垣スピーカー TERRAシリーズSP300,SP1000、SP000、SP3000はいずれも低音は良く出ますか?
SP1000、2000、3000は上級機種になるほど低音は良く出ます。
多くの方から低音も良く出ていると評価頂いていますが、寺垣スピーカーは1枚の板で自然音を出しますので、電気的な重低音は得意ではありません。
SP300も低音はかなり出ていますが、どうしても低音を強調されたい場合は別売のウーファーWF300をご利用ください。このウーファーも1枚の板で発音する寺垣スピーカー方式を採用しています。
ただし、WF300をご利用の場合は、SP300を16オームに配線変更するとバランスが良くなり効果的ですので、同時にご購入の場合はSP300の配線を変更してお届けします。追加でWF300をご注文頂く場合は、SP300を一旦お送りいただき配線変更するか、配線変更したSP300を新たにお届けすることになります。詳細はご相談ください。
スピ-カ-への入力は何ワットまでですか?
マイナスから音を上げていただき、音が割れないところまで上げていただいて結構です。
通常のスピーカーとは発音原理が異なり物理的現象を用いて発音していますので、
電力は殆ど使いません。通常のスピーカーの数分の一から数十分の一の電力,2Wから5Wくらいでも充分音がでます。
(スピ-カ-への入力ですが、20Wが2個並列で繋がっています。理論的には40Wまで大丈夫との説明ですが、数Wで充分音が出ますから、音の割れない、音が歪まない範囲でご利用ください。 通常のスピーカーと異なりますので、数値は余り参考にならないかもしれません。
SP200と新製品SP300との違いはどこにあるのでしょうか?
また、上位機種との違いはどこにあるでしょうか?
SP200は製造中止も検討されましたが、なるべくお手頃な価格で寺垣スピーカーを楽しみたい方のために限定的に製造をお願いしている商品です。
SP200試作品を多数く製作しその結果蓄積されたノウハウが結集されている改良版がSP300です。
SP200と新製品SP300はスペックはほぼ同じで同サイズですが、外枠は木目を生かした塗装で材質が異なるため高級感があり、振動パネルのリブが多くなり、より音色が良くクリアーなサウンドをお楽しみいただけます。 
リブは表だけでなく裏側にも多数設置されていてその数や配置によって音色に大きく影響しています。
ヴァイオリンも大きさ、形状など一見同じように見えますが、音色はそれぞれ全く異なるのと同じような理屈です。
SP1000,SP2000,SP3000も構造上の違いはないですが、外枠の材質の違い、パネルの大きさ、リブの数や配置、駆動装置の数、音質の違い、低音域のカバー率等々上級機種になればそれだけ音が良くなってきます。
どの機種も電力を余り使わないで、楽器と同じように物理現象を利用して発音させていますから、従来のスピーカーとは構造が大きく異なり、従来のスピーカーの数分の一、数十分の一の数Wもあれば大きな音が出ます。
ご予算に余裕がございましたら上位機種をお勧めいたします。
(上位機種は全て受注生産となっておりますので、受注から納品まで1-2カ月以上かかりますので予めご了承ください。)
SP1000、2000、3000はどの程度の大きさの会場で利用できますか?
(音場はそれぞれ何00人ぐらいに対応出来ますか?)
SP3000、SP2000は1000名くらい、SP1000は7−800名位まで対応できます。
以前1500名のホールで使用した際はSP3000とSP1000の2セットを同時に使いました。
定格入力はどのくらいでしょうか? 所有しているアンプは100ワットくらいなので、どこまで音量を上げてもいいのか疑問です。
お問い合わせの件ですが、製作者の早瀬氏に確認しました。(02JUL10)
並列結線してありますので、ボリュームはあげなくても数ワットで音は良くでると思います。100ワットは強すぎますので、音が歪まない程度までボリュームをゆっくりあげて聴いてください。出力を上げ過ぎないようご注意ください。
寺垣スピーカーSP3000も10W以下と電力は余り使わないのですか? ちょっと信じられない気持です。
ヘッドフォンアンプでもSP3000に繋いで充分音が出ます。
こうご説明すればお分かり頂けると思いますが、SP3000でも10W以下で充分音が出ます。
SP300もSP3000もアンプの出力は変えなくても大丈夫です。これで寺垣スピーカーは電力ではなく物理現象で音を出していることをご理解いただけると思います。
スピーカーコードも高級品ではなくて細いお手頃な価格のもので構いません。

6.寺垣スピーカー方式 ウーファー WF300関連

ウーファーを別途取り付けたいのですが、取り付けた場合SP300単体だけでも聴けますか?
SP300単体だけでもお聴きいただけます。
SP300から(またはアンプから)、ウーファーに接続しますが、接続をはずせばSP300だけで従来通りお聴きいただけますので、低音が必要のない場合は単体でお楽しみください。
(ただし、ウーファーWF300に接続するSP300は(直列配線となり)16オームに配線変更行いますので、ヴォリュームを少しだけ上げる必要があります。)この16オームのSP300はクラシックなどは若干柔らかい音色となり向いているかもしれません。
寺垣スピーカーのウーファーWF300も発音原理は寺垣スピーカーと同じですか?
ウーファーWF300も寺垣スピーカーと同じ発音方式で製作しています。
ただし、ウーファーは低音を出すため振動パネルのリブはなくしています。逆にリブがあると振動がすぐに止まり音切れが良くなります。機械的な音ではなくウーファーも寺垣スピーカーのコンセエプトに基づいた物理現象を応用しています。5W,10W程度で大きな音がだせます。(寺垣スピーカーも数Wで大きな音が出せます。)
500人のホールでもわずか5W程度しか使わないそうですので、従来のスピーカーの数十分の1で対応できます。
ウーファーのボリュームは時計の針で12時から13時くらいの位置(真ん中程度)が適当と思われますが、 最大まで出しても大丈夫です。
ウーファーWF300のコンデンサーの寿命はどのくらいでしょうか?
使用状況にもよりますが、ウーファーのコンデンサーの寿命は通常10年以上あります。
20年でも使用していることもあります。また、交換も可能です。
寺垣スピーカーSP300とウーファーWF300の接続方法を教えてください。
接続方法は、アンプからのスピーカーケーブル線のプラス(赤)、マイナス(黒)をSP300にまず繋ぎ、SP300から更にWF300に並列繋ぐ方法、または、ウーファーWF300に最初に繋いだ後、SP300に並列に繋ぐ方法のどちらでも構いません。
つまり、アンプからのプラス(赤)、マイナス(黒)をSP300のプラス(赤)、マイナス(黒)、WF300のプラス(赤)、マイナス(黒)に並列に繋ぐだけですので簡単に接続できます。(アンプ=WF300=SP300 またはアンプ=SP300=WF300と並列で繋ぎます。)
ウーファーの耐入力はどのくらいですか?
ウーファーの耐入力は、計算上は20Wまで大丈夫のようですが、数ワットでも充分音がでます。徐々に上げて行き音割れがしない程度で停めてください。
寺垣スピーカーSP300とウーファーWF300の設置方法を教えてください。
ウーファー(WF300)はスペースの都合などに応じて、SP300の斜め後、横またはSP300を上に積み上げてSP300の下に置くこともできます。地震などで倒れやすくなるので余りお勧めはいたしませんが、積み上げ方式の場合はご希望に応じて、SP300、WF300を同時にお申込みの場合に限り接合穴を開けたものを製作することができます。

7.PCで楽しむには

PC(パソコン)からも接続し音楽を楽しむことは出来ますか?
はい、PC(パソコン)からの音源を寺垣スピーカーで楽しむことが可能です。ただし、PC用のスピーカーではありませんのでアンプが必要になります。PCのスピーカージャックからピンジャックに変換しアンプに繋いでいただき、アンプから赤と黒(または白)のラインに分けてスピーカーに繋いでいただければご利用可能です(スピーカーは左右、それぞれ赤-プラス、黒(白)ーマイナスのラインに接続する従来のものです)。
音源を忠実に生音で再生しますので音源にも当然左右されます。良い音源でしたらスピーカーが性能を発揮して素晴らしい音で聴くとができます。 

8.寺垣スピーカーと動物の反応

寺垣スピーカーを聴くと動物はどのような反応をするのでしょうか?(猫)
兎と猫広告のモデルにも使っているわが家のペットのネコ(瀕死の重傷を負い放置すれば命がなかった野良猫出身です)で反応を試してみましたのでご報告します。わが家のネコは妻や娘たちが奏でるピアノやヴァイオリン、ヴィオラの生演奏と寺垣スピーカーから流れる音楽が大好きです。
ある時手に入れた、子猫や鳥の鳴き声が入ったCDを流したところ、寝ていたネコは急に飛び起きてきてスピーカーに向かって突進しました。 「ニャー ニャー」と鳴きながらスピーカーの周りを嗅ぎまわり激しく興奮、その後とても当惑した様子で声の主を探しまわっていました。一緒に暮らしてみて分かったことですがTVや従来のスピーカーの声や音には見向きもしないのに、寺垣スピーカーからの声や音だと反応するようです。驚異的な聴力を持つ猫(可聴域は人間で約2万ヘルツまで、猫では4万ヘルツの犬より優れていて約6万ヘルツまでと驚異的、似たような音でも聞き分けることができると言われている)でも生音との区別がつかなくて困っているようです。
箱の中に入ったり、台の上に乗ったりするのが猫の習性ですが、わが家のネコはどういうわけか寺垣スピーカーの上には乗ったり座ったりしないのは不思議です(もともとサランネットの下は空洞ですが、我家では使わないときはスピーカーの上に枠に合わせた簡単な蓋をしています)
「大事なものだから上に乗ったら駄目だよ」という飼い主の最初の教えを素直に守っているとは考えられないのですが、、。寺垣スピーカーには得体の知れない何かが住んでいると信じてのんびり座ってなんかいられないと思っているのか、あるいは畏敬の念をもって眺めているのでしょうか。 どうやら、寺垣スピーカーには実際の演奏や自然音に近い音の再生を可能とする秘密が隠されているに違いないようです。
寺垣スピーカーを聴くと動物はどのような反応をするのでしょうか?(カラス)

寺垣スピーカーとカラスの反応について言及されている部分がありますので、お客様の声から全文をご紹介させていただきます。いつもなら、カラスは舞い降りてきてお供え物を漁るのですが、寺垣スピーカーを流していたところ、カラスは泣き喚くだけで、下りてくることもなく、いつもと違う異様な雰囲気を感じ取っていたようです。

『ペットの合同供養祭で使用するため、11月26日より寺垣スピーカーを会場内に設置しました。 曲は、玉木宏樹 氏による「光の国へ」の純正律音楽CDを使用しました。 25日に少し慣らしをし26日は準備のため、深夜まで作業をしながら寺垣スピーカーSP200を聞いていました。 28日当日は、マイクセットに寺垣スピーカーを取り付けましたので、BGMとアナウンスと住職のお経のすべてを寺垣スピーカーから音を出すことができました。 私の印象としては、本当にあの世に行ってしまって、今からお経があがる前の様子を見ている様な、別世界を感じさせる場の空気がありました。その場が音の渦に巻き込まれて、妙に宗教的一体感を感じ、女性スタッフも緊張感が高まった様です。その結果、お経が終わった後に再びBGMを掛けるはずが忘れていました。 私は、お経がはじまり、何気なく外を見ていると、外に慰霊の塔があり、ペットたちが好きだった食べ物が参列者によって供えられていました。 いつもなら、カラスが大はしゃぎで食事タイムなんですが、不思議とカラスたちは高い木の上で鳴き喚くだけで、下に降りてこれない様子でした。 やっとの思いで降りて来ましたが、私の姿がちらりと見えたのか、急いで逃げて行きました。 寺垣スピーカーの音が外のカラスたちには、どんな風に聞こえていたのでしょうか? 数日たって、供養祭に参加された方がいらっしゃって、当日の印象を語って下さいました。「中に入った途端に、いつもと違う感じがして気持ち良かったです。」と69歳の奥様が語って下さいました。この方は、毎晩ヴァイオリンの曲を聴きながら休まれる程、音楽が好きだそうです。 終わってみれば、参加者の気持ちのスイッチを切り替えてしまう程のBGMには、大変驚きでした。 それと、寺垣スピーカーから流れる純正律と言う旋律は響きがとても気持ち良いと思いました。』