SP200は音が空間を丸く包み込むように広がっていくような感じがします。

2010年3月4日

今日は、仕事中はエージングも兼ねてピンクノイズを流しておき、帰宅後に1時間ほど楽しみました。聴いた曲は、西村由紀江 見果てぬ夢を探して(しあわせのかたち) などです。
音質に関しては、昨日よりだいぶほぐれたという印象が強く、ボーカル帯域の下の方あたりで聴こえていた付帯音が消え、より鮮明で広がりの良い音になっていました。高音についても昨日よりも出ており、より自然な音色になっていました。
今の感じだと、低音・高音については、もっと出ていた方が喜ばれる方もいるかもしれません。個人的には今のバランスはとても心地よく、不満はありません。
まだまだ音は変化していきそうなので、感想は変わるかもしれません。
他のスピーカーとの違いをうまく表現できると良いのですが、上手く文章にできず困っています(笑)
普通のスピーカーの音はもっと鋭利な刃物のような印象が強いのですが、SP200は音が空間を丸く包み込むように広がっていくような感じがします。

(2010年 3月4日 京都府 男性 ご利用開始から2日目)


線の細さなどまったくなく堂々として鳴ってくれました。それでいて弦はさわやかです。このスピーカーは歪が少ないため穢い音がしないのには驚きです。

2010年3月4日

毎日寺垣スピーカーを鳴らしています。ここ数日はもっぱら録音の古いSP音源と1950年代のテープ録音のモノLPをエジソンのレプリカでかけて聴いておりますが、昨晩は職場の仲間から借りたデジタル録音のCDで藤野ひろ子(姫路市出身の歌手)の唄う「花日記」、「浜でギターを弾いてたら」、「竹田の子守唄」を鳴らしてみました。
その結果、やっぱりデジタル録音は音が悪いことを再認識しました。伴奏に和楽器が入っているのですが、声も楽器も生命力がなく実在感のない音質でした。半世紀以上前の録音のほうが上等です。1950年代録音のフィッシャー=ディースカウの唄うシューマンのモノLP(東芝音工製)がおそろしくリアルに鳴ってくれたのです。また、キングが1992年に大出力真空管カッティング・アンプを用いて作ったモノLP(フルトヴェングラー指揮シューベルトのロザムンデとグレート他)が線の細さなどまったくなく堂々として鳴ってくれました。それでいて弦はさわやかです。このスピーカーは歪が少ないため穢い音がしないのには驚きです。

(2010年 3月4日 兵庫県 男性)